【特別編】表にでない裏方たち 断熱加工

製作日記 2021.6.1


今回は最近の車両製作にともない車中泊には欠かすことのできない「断熱」を紹介します。

こちらは北海道旭川市。日本のなかでも特に寒暖差が大きいといわれる地域です。

夏季には30度越え・・・。

冬季には氷点下20度以下になることも・・・。-30度になったときもありましたねっ!!



そんな60度も変化する盆地の旭川でキャンピングカーを作っております。


ですので断熱テストも社屋前でできてしまいます。


そんなこんなで断熱施工をご紹介します。


まずは・・

キャンパー特装車  メーカーから送られてきた状態

施工前の内装を外した状態

ルーフ  鉄板のみで防音材も貼ってありません。 

このままでは雨の音さえも大きくて寝られません。


窓上の塗装(DXバンはボディ同色です)もされていません。

右壁 同じく防音、断熱なし

左壁 右に同じ

断熱塗料の吹付け  塗布、乾燥を繰り返し・・・ルーフ 壁 ともに3回塗布しています。

さらにフェルトタイプの断熱材を張りつけます

ここは天井の懐がない為、厚い断熱材が入れられません。

壁には結露に強い住宅用難燃断熱材。

ガラス繊維ではないのでチクチクしませんし、ライターであぶっても火が付くことはありませんでした・・・



ここからテストです

同じ条件で2台を比べました。



ドアを開けなくても温度がわかるように同じ位置にそれぞれ温度計を置き外から検温

エンジンOFF ヒーターOFF  照明のみON

外気温-5度  車室内+13度

3時間後 外気温-6.5度   断熱塗料無し車 +3度   断熱塗料塗布車  +6度


3時間で3度の差がありました



事の発端はお客様からの依頼ではじめたのですが、正直 半信半疑・・・。

でも実際比べてみるとここまで効果があるとは思いませんでした。

この塗料には「断熱」「保温」「遮熱」更には「遮音・防音」「防露」も効果があります

しかも不燃材料だそうです。

多くは暑さ対策の為、住宅、倉庫などの建物に使われている材料です

もっと早く知っていれば我が家にも塗装したかったほどです・・・

現在は当店の製作販売車に標準装備で施工しております

そのうちパンフレットができたらご案内しますね!!